湯布院
1週間前、西日本は豪雨によって甚大な被害が出た。私の住んでいる県も死者・行方不明者が多数。1日でも早い復旧を祈るばかりだ。
昨年、熊本県の豪雨で線路が流され、運休になっていた路線が去る7/14に復旧した。
久大本線だ。
これは乗りに行かねば!と思い、湯布院へと向かった。博多で特急ゆふいんの森に乗り換える。メタリックグリーンの車体にハイデッカー、高級感あふれる車両だ。
工業デザイナー水戸岡鋭治氏がデザインした車両がJR九州には数多くあるが、これもその1つ。いつの時代でも色褪せない洗練されたデザインがオシャレだ。
車両には「つながる」の文字があった。
この列車に乗っていると、沿線の人たちが手を振ってくれる。この路線への地元愛を感じることができた。
さて、このゆふいんの森には客室乗務員の方がいらっしゃる。売店や車内販売、記念ボードを持っての写真撮影もしてくれる。さらに、名所では観光案内もしてくれるので、必見だ。
博多から2時間と少しで由布院に到着した。
駅名は由布院である。しかし、町名は湯布院。
ちょっとややこしい…。
まずは駅前のお蕎麦屋で名物のとり天がのったお蕎麦をいただいた。
その後は駅前のメイン通りを歩き、ウィンドウショッピングなどしながら、金鱗湖を目指した。
インスタ映えしそう。
由布岳を望む。
外国風の街並み。
金鱗湖までは歩いて30分程だ。
そこに行くまで、このような見所が多いので、のんびり楽しむことができる。
オシャレなカフェが多いのも特徴的だ。
金鱗湖。
湖というよりは池である。実際、昔は池と呼ばれていたらしい。ぐるっと1周回って、元の道へ戻った。先ほどのメインストリートから一本入ると、湯の坪横丁という通りがある。
湯の坪庵で白玉ぜんざいをいただいた。
650円(冷たいのはプラス50円)。
地元のラジオがゆったりと店内の空間を染めていた。カフェに流れる地元のラジオは趣があっていい雰囲気だ。
最後の目的地。
由布院駅から徒歩6,7分ほどのところにある山水館へ向かった。
こちらで日帰り入浴。700円。
露天風呂からは雄大な由布岳の姿が望める。ちょっとした庭園の雰囲気がある空間に由布岳を用いた借景のようだ。
ひとっ風呂の後はロビーでのんびり過ごし、駅前でお土産を購入し、またゆふいんの森で博多へと戻った。新幹線さくらに乗り換えて地元へ帰ってきた。
滞在時間約6時間ではあったが、十分楽しめた。もし宿泊するなら、いろいろなカフェやお風呂巡りが楽しそうだ。